昨年撮影で参りました出雲へ再びご挨拶に伺いました。
この時期は大荒れに荒れると言われている季節
幸運にも4日間晴天に恵まれました。
ちょうど佐太神社さんの神在祭と重なりました。
佐太神社の神在祭は、出雲大社より古くから行われてきたそうです。
古代出雲神族は、龍蛇神を信仰していたという
その龍蛇さまをお祀りして五穀豊穣を願うという神在祭
国譲りによって、倭に国を明け渡したとはいえ、
そのお祭りは営々と続いているということなのでしょうか。。。
神在祭は、お忌ともいい、
祭の期間中は、歌舞音曲、喧騒、造作等も慎むように伝えられてきました。
一般には、新嘗祭と同じ意味を持つと言われていますが、
同じ時期、西の物部神社でも鎮魂祭が行われます。
本来の謂れは彼方へ想いを馳せるしかありませんが、
このお祭りが、古代、追いやられてしまった民への鎮魂のように思われてなりません。
毎年何かしらご縁があって訪れる出雲
古代の人々が祈り、祀られていました聖地へ。。。
古きも新しきも
光も影も
佳きも悪しきも
全てはひとつとなる時代へ。。。
この度は、ご縁ある皆様が集ってくださり
深い祈りの巡礼となりました。